Girls のために自分ができること

この記事は Rails Girls Japan Advent Calendar 15日目の記事です。
(公開が遅くなって済みません)

はじめに

51歳での転職活動、なんとか着地することができました。 順調な転活とはほど遠い一年でしたが、ここでの経験を通じて感じたことを伝えたいと思い、Advent Calendar に参加させていただきました。

Rails Girls との出会い

Rails Girls の存在に気付いたのは 4 年くらい前だったのですが、諸事情で参加は断念。

1 年と少し前、再び Rails Girls のイベント情報をキャッチし、Rails Girls Tokyo 11 にコーチとして初参加することができ、とっても楽しく、濃く、充実した時間を共有させていただきました! 🎉

その後、Rails Girls Sendai 2nd にも再びコーチとして参加しました!

オーガナイザ、スタッフ、他のコーチの方々、その節はたいへんお世話になりました。

本題に戻ります。

今さらながら気付いたこと

管理業務は好きでも得意でもないこともあり、ものづくりを担う現場のエンジニアであり続けたいと望んで転活していました。いくつかの企業でカジュアル面談などをさせていただいた中で、どちらの現場にも女性エンジニアがとても少ない現実がありました。

高校も大学も就職先も男女比 1 : 1 というほどではありませんでしたが、9 : 1 かそれ以下という環境に身を置いたことはありませんでした。これがいくつかの幸運が重なった上でのかなり恵まれた経験だったのだ、ということに気付かされました。

親世代から伝え聞いてはいたものの、自分たちの世代でかなり解消されているものだと思っていたジェンダーギャップは、まだ過去のことにはなっていませんでした。 企業側の採用が厳しいからということでなく、そもそもなり手が少ないことが理由のように思えました。

何ができるか

それほど大きなことではありませんが、自分にできることを 2 つ考えました。

(1) エンジニアであり続けること

これが、自分にできる最大のことと思っています。

私は雇均法 5 年生で、新卒で入社して配属された開発現場には道を切り開いてくださったステキな先輩女性がたくさんいらっしゃったので、そのあとに続くのは難しくはありませんでした。

可能な限りエンジニアの現場で信頼残高を積み、続いてくださる Grils の未来の選択肢を増やしたいと思っています!

(2) その姿を見せること

Rails Girls を始めとするイベントなどに参加したり、SNS やブログで発信したり、ロートル Girl もちゃんとエンジニアの一線でやれているということを知ってもらうことが必要かな、と思っています。

イベントでご一緒できれば、自分の経験は何でも共有します。

「自分にもできるかも知れない」と気付いてもらうところから...、という気が長い話しではありますが、興味を持ってもらえなければ始まりません。
まずは知ってもらうことが大事だと思っています!

終わりに

2020年1月から、Rails エンジニアとして新たな職場でのチャレンジが始まります。
「女性(エンジニア)であること」が採用の鍵のひとつだったというラッキー 🍀 なめぐり合わせでしたので、この出会いを大切に、さらに成長して参ります。

女性が理系に進むのも、エンジニアになるのも、早く「特別なこと」ではなくなりますように。
特別がんばらなくても、学びたいことを学んで、やりたいことができる世界が早く実現しますように。
女性エンジニアがもりもり増えますように。
そのためにできること、続けていきます!